必見!映画とお酒を1.5倍楽しむ方法

第15回 酔えば酔うほど強く、なってる?【白酒(パイチュウ):酔拳2】

酔拳2
名     前 白酒(パイチュウ)
発  祥  国 中国
アルコール度数 約38%

酔拳2(1994年)


香港アクション映画の大スター ジャッキー・チェン主演の作品。
酔拳は1〜3までありシリーズ間はストーリーの継承がないため、どの作品から見てもOK。

酔拳とは、数ある中国拳法のジャンルの一つで実在する流派はありません。
また「酔えば酔うほど強くなる」というキャッチコピーが有名ですが、実際には飲酒をしません。
あくまでも「さも酔ってるかのように敵を混乱させる」これが大事なようです。

映画では主人公フェイフォン(ジャッキー)の父が「酒を飲むことで痛覚を麻痺しパワーアップする」と説明していますが、
「身体に良くない」「アルコール中毒から抜け出せなくなる」という理由でフェイフォンに酔拳の使用(飲酒)を堅く禁じています。
実際、フェイフォンは2度掟を破って酔拳を使うのですが劇的に強くなってるようには感じなかったです。

さて、中国酒には大きく分けて黄酒(ホアンチュウ)と白酒(パイチュウ)の2つがあります。
黄酒は日本酒と同じ米を原料とした醸造酒ですが、日本酒とは作り方が全く違い、種類も豊富。
白酒は中国の穀物を原料とする蒸留酒で日本でいう焼酎。こちらもさまざまな種類があります。

この白酒は、姉の香港旅行のお土産で詰め合わせセットをもらったので、今回は試飲レビュー付きです!
右から「麺」「人参」「麦」「花1」「花2」「花3」を使った白酒(家族で分け合ったので私が飲んだのは3つ)
白酒 詰め合わせセット

※あくまで個人的な意見ですのでご了承ください。


■大麺
不味さ:★★★☆☆
無味。注射の前に塗られるアルコール本来の香りがします。
原酒ではとても飲めなかったため、お茶割りにしました。
お茶割りにして初めて、腐った草の後味がありました。

■高梁
不味さ:★★★★☆
臭い。例えるなら色んな野菜の苦い部分だけを集めた汁。
良いところが見つからない。
臭すぎて味が分かりませんが、罰ゲームにもってこい。

■人参酒
不味さ:★★★★★
茶色い。人参というよりは、泥水の香り。信じられないほど美味しくない。
1口目はとても飲み込めませんでした。
がんばった2口目も吐き出しました。


残念なことに、総じて美味しくありませんでした。
焼酎や珍味系が好きな方は、もしかしたら美味しく感じるのかもしれません。
重ねていいますが、あくまで個人的な意見ですのでご了承ください。


話は戻りますが、酔拳2の最終戦でフェイフォンは工業用アルコールを飲んで戦っていました。
映画のラストは敵を倒した後、シャボン玉のような泡を吹いて終わっています。
しかしこれには続きがあり、日本公開版ではカットされています。

本当のラストシーン。それはハッピーエンドにはほど遠い結末。
最終戦後、敵が国家的な悪者であっため、偉い人がフェイフォンの家へ祝福へきます。
しかし「工業用アルコールを飲んだため、失明してさらに気が狂ってしまった」と知らされます。
なんとか一目見ようとフェイフォンの元へ。
そこには顔をゆがめ、意味不明な言動を話し、おぼつかない足のフェイフォンがいました・・・。

正直、観なければよかったラストシーン。
これには「酒を飲むと罰が下る」という宗教上の理由があるそうです。
工業用アルコールにはメタノールという成分が含まれており、人が飲むと網膜が損傷して失明、死に至ることもあるそう。

恐ろしい・・・。あ、私たちが飲んでいるお酒にはそんな危険性はないのでご安心を。


■独断と偏見で選ぶ、この映画にピッタリなお店はコチラ!
・中国料理 天壇(富山市桜町)
・中国酒家 新三陽(富山市幸町)

<絵と文:エイチ>


Check
« 前の記事 | 必見!映画とお酒を1.5倍楽しむ方法記事一覧

Copyright ® 2008 Wekey TOYAMA All Rights Reserved.