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芸術の秋、独自性を持つ美術館へ行こう!

過ごしやすく気持ちのよい秋の風情となりました。秋といえば、行楽の秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、そしてもちろん食欲の秋ですよね。
今回は芸術の秋について取り上げます。平成27年8月に『富山市ガラス美術館』、今年8月には『富山県美術館』がオープンするなど、最近の富山は芸術分野が"アツい"です。 ウィッキィでは、小規模ですが独自性を持つ美術館に行ってみることにしました。

本物が間近で観られる『まちなか美術館』

内観 富山で、あのミレーの作品が見られるって知っていましたか?ミレーといえば『種をまく人』『落穂拾い』で有名な画家です。
その場所とは、富山市中央通りアーケードにあるまちなか美術館『ギャルリ・ミレー』。 少し暗めの空間に、ほどよいライティングがされている展示室は、他の美術館にはない落ち着きが感じられます。 ガラスケースに収まっている展示ではないので、美しい作品を間近で鑑賞できるのも魅力です。

絵画 ミレーの作品としては、神話を主題にした『母と子』『森の中の恋人たち』『オイディプスとアンティゴネ』や農民の生活を描いた『鵞鳥番の少女』『牛に水を飲ませる農婦』などがあります。 他にも印象派への橋渡しとなったコローやドービニーの作品、写実主義の先駆者クールベの風景画など盛りだくさん。『牛のいる風景』というブラカサの作品からは、のんびりとした時間が感じられ、好ましく思いました。

なかでも、美術館のポスターやパンフレットにも登場しているミレーの作品『羊の毛を刈る女』には目を奪われる迫力があります。女性の羊への愛情、羊の女性への信頼、暖かさだけでなく崇高さも感じられ、ずっと眺めていたい作品です。 残念ながら今は他館に貸出中で、今度展示されるのは11月末ごろになるそうです。(平成29年現在)
 

事務局長の滝川さんにお聞きしたところ、開館するにあたり、館内を格調高く贅沢な空間にしたいと国内外の美術館をいろいろと参考にされ、内装を仕上げられたそうです。 エントランスは欧州の路地裏をイメージし、何かありそう...と、ふらっと立ち寄りたくなる感じがします。
何度でも足を運びたいと思わせる美術館。それは200円という入館料の安さだけでなく、館内の雰囲気や作品の満足度が高いからに他なりません。 なお、入口近くのスペースでは企画展も随時開催されています。
また、月に一度、絵画を自由にスケッチするというイベントを行っています。作品を細部まで見ることによって、新しい発見ができるという楽しみもあるそうです。
 
滝川さんからは、「気軽に立ち寄れる『まちなか美術館』で、心穏やかなひとときをお愉しみください。」とのこと。 私も鑑賞の充実感とともに、心が癒されるひとときを過ごすことができました。

内観2

ギャルリ・ミレー

ギャルリ・ミレー
住所:富山市中央通り2丁目1番20号
TEL:076-423-7220
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日(土日を除く)、年末年始
入館料:一般200円 高校生100円 小・中学生無料

ジャズを聞きながらランチ♪

カフェ・ジャズる・なか

『ギャルリ・ミレー』の近くに家具・インテリアを扱うお店『米三』があり、その2階の通り沿いに面したカフェ『Cafe jazzる』におじゃましました。
店内に入るとジャズが流れていて、大人な雰囲気が漂っています。ジャズ・大人と聞くと尻込みしそうですが、気さくなスタッフさんのおかげで気持ちよく過ごせます。
11:30 からは日替わりランチ(900円)がいただけて、ミニコーヒーがついています。盛り付けがきれいで、お味も優しくかつおいしい!店主のこだわりが感じられます。
ゆったりとした音に包まれながら、読書を愉しむのもこちらでのよい過ごし方かもしれません。
時々ジャズライブも開催されているようなので、ぜひホームページをチェックして訪ねてみてくださいね。近ごろではめずらしく喫煙可能なお店です。

カフェ・ジャズる

Cafe jazzる
住所:富山市中央通り1丁目5番10号米三2階
TEL:090-6271-7014
営業時間:11:00~18:30
定休日:水曜日

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