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芸術の秋、独自性を持つ美術館へ行こう!

鋭さに伝統と美を感じる美術館

内観 そのコレクションとは日本刀です。時代劇などで武士たちが持っている、あの刀です。 正直あまり興味がない分野でしたが、ホームページを拝見すると、日本刀がいかに美しく、デザイン性も伝統もあるすばらしい美術工芸品かがよくわかり、心惹かれました。
日本刀がある美術館は、富山市千石町にある『森記念秋水美術館』です。「秋水」とは、曇りのない研ぎ澄まされた日本刀のこと。 街中付近ですが専用駐車場があるので、時間を気にせず鑑賞することができます。

内観2

「『森記念秋水美術館』は、リードケミカル株式会社が収集してきた美術品を保存・公開する美術館として、平成28年6月にオープンしました。 なかでも日本刀コレクションは全国でも有数のもので、常時約30振を展示しています。
開催中(平成29年9月30日~12月27日)の企画展『日本刀 姿の美』は、美しさと実用性を兼ね備えた日本刀の「姿」にスポットを当て、日本刀の歴史と魅力をご紹介します。 同時開催として、『山粧う秋、眠る冬~近代日本画の四季~』と題し、秋・冬を題材とする近代日本画の作品を展示しています。」と、学芸員の澤田さん。 最近は、とあるゲームの影響もあり、女性も多く来館されているそうです。
 

館内には日本刀の種類や歴史、産地、制作過程や拝見の仕方などの説明があり、詳しくない方への配慮も充分なされています。
毎月第2日曜日に行われるギャラリートークでは、日本刀についての詳しいお話が聞けるので、時間が合えば参加されることをお勧めします。 私も参加して、時代背景や存在意義などを知ることができました。実用品というより美術品としてのやり取りがあったというのも意外でした。 素朴な質問にもわかりやすく答えてくださいます。例えば、一般の兵士たちは大量生産の刀を使っていたそうです。このようなところは今も昔も変わりませんね。
 
澤田さんいわく、単純にきれいだな~と思ったあと、さらに一歩踏み込むと、よりおもしろさが見えてくるそうです。実際に私も日本刀のイメージが変わりました。 少し怖い気もしますが機会があったら、ガラス越しではない状態でじっくり見てみたいと思いました。時代劇もこれまでとは違った視点で楽しめそうです。

展示品

森記念秋水美術館

森記念秋水美術館
住所:富山市千石町1丁目3番6号
TEL:076-425-5700
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始
入館料:一般1,000円 高校生500円 中学生以下無料

心落ち着く和風カフェ

カフェしゅうすい・なか

『森記念秋水美術館』にはカフェ『和cafeSHUSUI』が併設されています。(入館しなくても利用可)壁沿いには畳敷きの長いすがあり、花瓶に生けてあるお花にも和が感じられます。
ご店主からは「日替わり弁当は煮物、肉、魚などバランスを考えてメニュー作りしております。コーヒーが付いて1,200円です。 甘味はクリームあんみつ、ぜんざいなど和風のものをそろえています。 ゆったりとした店内でお茶、お食事を楽しんでいただけるよう心掛けております。」とのこと。
私は抹茶と和菓子のセットをいただきました。出された季節の和菓子に添えられた楊枝にびっくり!なんと日本刀の形を模しているのです。なので切れ味はバツグン!(笑) 口に入れるときは何とも言えない心地がしましたが、おいしくいただきました。冷たい飲み物を注文すると、刀のつばを模したコースターが使われます。 そんなユーモアも感じられるカフェでゆっくり過ごしてください。ちょっとした美術品も飾られています。

和カフェしゅうすい

和cafeSHUSUI
住所:富山市千石町1丁目3番6号
TEL:076-464-5114
営業時間:10:00~21:00
定休日:月曜日

編集後記:今回の調査や取材で、富山市、富山県内には個性的な美術館がたくさんあることがわかりました。こんなに近くにあるのに訪れないなんてもったいない! 芸術は難しくてわからないよーと思わずに、もっと気軽に、何かのついでに、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 関係者の方々とお話をさせていただいて、まずは難しく考えずに、自分が感じるままを受け止めるだけでもいいんだと思えました。
取材先の皆様には惜しみなくご協力いただきまして、ありがとうございました。

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